高峰智弘の気まぐれ旅日記
3月26日〜27日
Vol.6 九州路ブラリその1
九州へはムーンライト九州が走ってた時にはちょくちょく行ってたな。そのわりには九州への旅日記がないので、第6回は、九州への旅。
春先や初夏には気候もいいし、見どころ満載。熊本地震の復興支援とJR九州の趣向を凝らしたサービスで旅を楽しむには最適。去年も九州をほぼ一周したけど、今回は逆ルートで一周するコースを狙った。

広島駅を出発
 広島から出発して岩国へ向かう。岩国で買い物するためにRed Wingで岩国まで行って下車。買い物してから下関方面へ行く。岩国駅前にあるスーパーイズミは総菜や弁当などがそろっているので、周防路の旅の途中の食事によく買い込む。

  ま、九州の行ける所まで行ってみようと山陽線を小倉へ向けて漂っていた。岩国からは新山口で乗り換える場合と下関行きの電車に乗る場合とある。下関行きに乗ると、あとは下関までのんびり。下関駅で乗り換え時間がある場合はその時間を利用してゆめマートで買い物。

始発から夕方まで電車の便がないっ!
 時刻表を調べてみると、日豊本線の佐伯から延岡までの普通電車は朝6時18分に出ると次は17時15分までないっ!なんと言う不便さ。そんなわけで佐伯まで行くことにした。関西から始発の「こだま」で出発すると、まぁ…佐伯には夜に着くなぁ。

 途中の宇佐駅で次の列車を待つ。時間に余裕あれば宇佐神宮参拝と行きたいが、時間はなし。天候が不安定で、宇佐では雨。しかも風が冷たい。大分に着いたらそこで買い物するなり飲みに行くなり…大分でも雨だった。とりあえず居酒屋で食事&酒。

宗太郎越え
 佐伯から電車に乗ると、山の中に入って行く。そして街や集落がなくなり寂しい風景が続く。駅のホームも閑散としている。なるほど…これなら本数が少ないはずだ。鈍行で旅する向きじゃないな。ま、旅風里美なら途中下車するか特急でやり過ごすだろうな。

 ただ、宗太郎を越した所から渓谷美が続く。今回は強引に普通列車で通ったけど、途中下車しないなら確かにこの区間だけ特急を利用する方が賢いと思う。

 延岡に着いたら列車本数も多いんで、降りてみた。ただ、駅前で楽しめる所はないし、駅舎も改装中。ここでインナーイヤーヘッドホンをなくした。適当に首にかけているといつの間にか落ちてしまうことがある。旅の途中に小物を落とすことは多い。しかたない…宮崎に着いたら間に合わせで買っておこう。

宮崎の街をブラブラ
 結局…佐伯からの時間を多く取ったことで宮崎の街をブラブラすることができた。駅から一つ目か二つ目の大通りが宮崎の中心街みたいだ。そして、インナーイヤーヘッドホンも無事手に入れた。イオンはあるし、地元の評判のいいスーパーもあるし、ここでまた飯と酒を買い込む。都会のガチャガチャ感はないが田舎っぽくもない。そんな街並だった。しかし…飲みすぎだろ。

 宮崎は海岸線が続いて砂浜も見える。ただ、海水浴場が少ないんで、シーガイアができたそうで…大分までは内海だけれど、宮崎からは外海。沖縄でもあまり海で泳がないようで、外海は危険ってことか。

 宮崎から鹿児島までは都城で乗り換え。西都城行きの電車で都城か西都城で乗り換え。宮崎を出ると風景が南国風景になる。宮崎から鹿児島にかけてはソテツが自生している地帯でもある。飲みまくってると時間が経つのが早い。気がつくと都城に着いていた。そして乗り換え。

 都城から国分までは山あいを行くのでトンネルが多い。国分を過ぎると鹿児島湾沿いを行く。おだやかな日だった。

かごっまふるさと屋台村
 鹿児島中央に到着。途中の駅で街ガイドのチラシをとってきて見てみる。その地域にあるガイドのチラシやパンフレットは重宝する。鹿児島中央駅の近くに屋台村があるということで、夕食はここでとることにした。

 時間があるので、奥へ行ってみることにした。以前来た時は、まだ新幹線がなかったときで…そう考えると久しぶりな感じだ。どうやら、歩いて30分ぐらいの所にある天文館が中心街のようなのでブラブラ歩いて行ってみる。ここにはいろいろそろっているんで、飲んで食べて遊んでと言うならここに宿をとった方が良さそうだ。

 夜になって屋台村で食事。いろいろな店がひしめき合っていて結構いい感じ。そのひとつ、愛加那という店では奄美料理と黒糖焼酎がお勧め。愛加那という黒糖焼酎から名前をとったらしい。南九州と沖縄の交差する奄美大島。

 地元民が多く、地元の空気が感じられて旅の一頁にふさわしい夜となった。      戻る  次へ

 

宇佐駅構内
宇佐駅から見る風景
佐伯から延岡への山越え
佐伯から延岡までの宗太郎越え
途中駅は閑散として…
川風景
宗太郎から延岡までの渓谷風景 宮崎の海沿いの風景
宮崎の海沿いは田園風景が続く
天文館の街
鹿児島・天文館の街並
鹿児島中央からは市電ですぐに行ける