![]() |
3月20日 Vol.2 山陽路ブラリその1 |
|
第2回は、山陽路を西へ向かって九州に至るコース。 春先は穏やかな気候と風景を楽しむことができる。 |
||
早朝の大阪駅を出発 朝早くから出発するなら、西明石行きの始発電車に乗る必要がある。西明石に着くと30分近くの待ち時間になる。ここで、コンビニで朝食を買うとちょうどいい時間に朝食を摂ることができる。 今回は朝食の材料は大阪で買い込んでいたので、温かい珈琲を用意しようと、コンビニで買い込んだ。西明石からは播州赤穂行きの電車が出ていて、それに乗って姫路まで行く。姫路で乗り換えるわけは…… 播州赤穂まわりだと時間がかかる。そして、乗り換えたら時間のロスがない。そんなわけで、朝食食べ終わった頃には姫路に近づき、姫路で向かい側の電車に乗り換える。 あとは三原まで乗り換えの必要なし。 備前焼の街姫路から岡山までは時間がかかって風景も平凡なもので退屈なので、この時間に爆睡する手がある。ただ、県境を越えた最初の駅三石は山あいの街で独特の雰囲気がある。と言うのも、ここは備前市。備前片上や西片上には焼き物の煙突が多くあるけど、ここにも焼き物の煙突がある。 しかも山の中で一度降りてみて散策してみたいとは思う。しかし、今回は西の方、三原以遠を旅することが目的…… いや、目的などない。ここで降りよう、そう思った所で降りて散策する。そんな旅だ。途中で倉敷から笠岡までは所々に倉作りの建物がある。笠岡の駅近くはそんな建物が並んでいたりするので、ここで1枚。 終点の三原では次の電車まで1時間半。よく考えてみると、そんなに時間はあくはずはないのだが、路線検索は時々こんな結果を出す。しかし、駅前をちょこちょこ歩く程度だったこの街を散策してみようと思って、それならと正面の商店街を歩く。なかなか雰囲気があっていい。そんなに長い距離もなく海岸に出る。 岩国で乗り換え。それなら岩徳線で徳山まで行こう。2分ほどの乗り換え時間で岩徳線のディーゼル列車に乗る。錦帯橋がかかる川を渡ると山が迫ってくる。 しかし、車窓からは錦帯橋は見えない。見えない位置にかかってるみたいだ。柱野は山深い所にあって、そこから欽明峠を抜けるトンネルに入る。トンネルを抜けると、欽明峠から降りてくる道とともに高原風景が広がる。この風景を見たくて、わざわざ鈍足の岩徳線で旅をする。 徳山からは下関に向けて旅を続ける。徳山で電車に乗ればあとは下関まで直通。時間によっては新山口で乗り換えになることがあるので注意。 さて、ほとんどが街的な風景が続く山陽路にあって、唯一寂しい風景が続いていたのが、厚狭から長府にかけてのエリア。今でも所々に山の中の閑散とした風景の名残があるけど、埴生駅前にバイクレース場ができるまでは、厚狭を過ぎた所から家々がなくなり、埴生付近では建物がなく田畑だけが続く風景だった。そのころは山口は何もないとか旅人に揶揄される有様。最近はかなり開けて来た。 さて、九州に来ればお決まりの豚骨ラーメン。今回も「めん吉」でラーメンを頼む。ここは辛子高菜がおいしい。そんなわけで、最初は豚骨の味を楽しんだあとは辛子高菜をどばどば入れて辛子高菜ラーメン状態で食べる。この味が癖になる。さて、そのあとは…… 北九州なら小倉・戸畑・折尾を散策するのがおもしろい。個人的には折尾の風景が独特の味があっておもしろい。博多ならキャナルシティを通って天神に出る。最近は天神はどんどん変わっておもしろくなって来ている。 夜行加速「ムーンライト九州」があるころは、このあと夜行で帰るのだが、夜行がないと博多や小倉で宿泊となる。で、今回はネットカフェでPCで調べものをしながら過ごすことにした。スタンドにコンセントが付いてたので、携帯やPCの充電もバッチリ。PC使ってると電源が問題になってくる。 泊まってる先でバッチシ充電しないと何もできなくなる。PC持ち歩くのも大変だ。最近はAppleからiPadが出るので、バッテリーの持ちさえ問題なければ、通常使用はiPadで事足りるのでは?しかし、携帯のバッテリーが切れたのには参った。 |
|