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| Vol.15 2018年3月30日 明らかに準備不足直前まで忙しかったこともあるけど、当日の朝に準備しなければならない羽目になった。ま、予定では4日間で完結する旅が5日間と言うことで初日は少し遅くても問題なし。始発で出発する必要なし。出ようと思えば始発に十分間に合う時間には起きたのだが、いかんせん準備不足。 芦屋から新快速で出発……のはずが…間違えて快速に乗ってしまい、三ノ宮から1本後の新快速に乗る羽目になってしまった。土曜日出発のため休日ダイヤ。岡山まで乗り換えの連続。さすがに遅く出たので福山から新幹線に乗ることにした。 福山から広島まで行く予定で「こだま」の指定取ってホームに出るとハデな外観の新幹線が止まっていた。これがいわゆるエヴァンゲリオン新幹線TYPE EVA。中に入れば普通の500系新幹線。ま、エヴァンゲリオンオタク以外は普通の方がいいんだけどね。 初っぱなから大チョンボ&飲みすぎま、姫路からの電車の中から飲んでたこともあるけど、気がついたら広島を発車するところだった。新岩国だと在来線の本線がないし、徳山まで行くことにした。こう言ったときは次に降りる駅を決めておくことが大切であわてるのは傷口を広げるだけ。 さすがに調子に乗って飲み過ぎただけにしんどくなり、それでも博多までは流れて行く。博多で宿を取ろうにも安い宿は満室でしかたなしに小倉へ戻ってネットカフェで夜を過ごすこととなったが、ここも喫煙のリクライニングかオープン席しか空いていないとか。ま、週末に出発するとこうなりますか。 5時すぎには出ないと追加料金がかかるけど始発が4時50分頃。ま、ちょうどいいでしょ。あとはひたすら鹿児島本線を南下。 今回「旅名人の九州満喫きっぷ」を使うことにした。「青春18きっぷ」の利用期間だけど、このきっぷは年中使えて有効期限が購入から3ヶ月。第3セクターも乗車可能なので海まわりで鹿児島へ行くことにした。後にこのきっぷの便利さを実感することとなる。 海岸美…そして南国ムード今回は小細工などせずにそのまま進んで行く方向に終点まで進んで行くことにした。小倉から大牟田まで普通列車の旅。日中は快速電車が走るが始発と言うことで各駅に停車する。大牟田で八代行きに乗り換え熊本へ向かう。休みなく乗り継ぐのはさすがにしんどい。さいわい熊本から川内まで快速「スーパーおれんじ」があるのでその時間まで1時間はある。 熊本駅は久しぶりに訪れるとホームの高架化が完了してすっかり様変わり。すでに新しい駅舎がオープンして古い駅舎は取り壊されるようで閉鎖されている。店はどこに行った〜って感じで新しいホームの方に歩いて行くと…できたばかりのモール街「肥後よかモン市場」があった。弁当屋が複数あって、それぞれからいろいろ買い込む。ちょこちょこ買って行くのがいちばんいい。定番ではありきたりすぎる。モスバーガーがあったのでハンバーガーも買い込む。いざスーパーおれんじに乗り込む。 快速とは言え、通常の1両のディーゼル列車。八代を過ぎるとローカルの空気が漂う。日奈久温泉や水俣など主要駅は駅員がいて運賃・乗車券は改札で渡すようになっている。開業当時は八代から川内まで駅員がいないので車内の運賃箱に運賃や乗車券を入れなければならなかったけど、だんだん創意工夫がされているように感じる。ま、快速だからかな?休日だしね。ただ、出水駅だけは無人駅。編成が変わる駅なのに不思議だ。通常は出水止まりの快速スーパーおれんじだが出水からの普通列車として運行しているので川内まで1本で行ける。 阿久根を過ぎたところから海岸美が続く。そんな海岸美を眺めながら旅を続けていると、気持ちがゆったりする。こう言った風景を眺めながら漂う旅が一番心の休養になるのかも。結局、旅に何かの目的を持つより、流れゆく風景に身を任せる方が心の中が整理できるのかも。 川内駅に着くと肥薩おれんじ鉄道の改札を抜けてJRの電車に乗る。そうや八代駅でもJRのホームと肥薩おれんじ鉄道のホームの間に改札があったな。同じホームが改札で2つにわけられている。 川内駅を発車すると電車の揺れがすごい。それだけ路盤が悪いのだろうと思うが幹線の路盤がいいJR西日本の線内の旅に慣れていると、大丈夫かな?とも思うが、これはこれでちゃんと安全に運行されているわけで、こうした違いがあるのも旅の良さかも知れない。 鹿児島中央に着いたのはチェックインするには早いし、指宿に行くにはちょっと遅いと言う時間。マリーナがある平川駅まで行くことにした。さすがにあちこちにソテツが茂り、南国ムード満点。山の方を見てもゆったりとした風景が続いている。 鹿児島は大河ドラマ「西郷どん」の舞台で盛り上がっている。そして鹿児島中央駅近くにある「かごっま屋台村」も健在だ。今回も奄美料理に黒糖焼酎での夕食。そんなこんなで宿に帰ると気分が悪くなってしまった。 変わらないもの、変わって行くもの今回は平川から戻る時、南鹿児島で降りて市電に乗る。いづろで降りてチェックインしてから鹿児島中央まで市電で行く。鹿児島の中心街は天文館やいづろ通りなので、鹿児島中央からも鹿児島からもかなり歩かなくてはならない。こう言う時、市電も乗り放題のきっぷは便利でありがたい。 宮崎方面も国分止まりが多く、本数が限られているので宮崎行きの電車が走っている時間に出発。ホテルに宿泊している以上は急ぐ必要なし。体調的にはあまりよくないし…10時まではゆっくりしていればいい。と言うわけで始発ではなく9時発の電車で宮崎に行くことにした。 国分から都城、都城から宮崎までは山の中を通りトンネルや渓谷が多く風景を楽しめる。ま、この線が通る前までは肥薩線と吉都線がメインルートになっていたようで。煩雑な乗り換えが続くと疲れる。それだけに主要地まで1本で行ける列車を選ぶのも肝要と言える。心の休養を求めて旅に出てるのに疲れてしまってはどうしようもない。 宮崎から志布志に行くと大分には遅くなると言うことで途中まで行くことにするがさて、どこにしようか?見どころは?日南辺りがいいかな?そう考えつつ駅にあるガイド見ると青島がいいようで、そのまま青島へ向けて出発。 青島までは駅から意外に近く、歩いて幹線まで行くとすぐに海に出る道がある。視界が広がると青島が一望できた。ここも神話の里で島には神社もあって神話の神々が祭神となっている。また恋愛のパワースポットと言う一面もある周辺は南国ムードで南の島にいるような感じ。いつもだけど思いつきで旅をするので、ゆっくりたたずむこともできないけど、宮崎に行くときは青島でゆったり時間をとって過ごすといいなと思った。 観光地としては昔から変わらないようで、また神話の時代から変わらない風景を今に残している…そんなことを考えると遥か昔から脈々と伝えられているものはあるんだなと考えさせられる。 神話と言うのは半分創作半分真実だと思っている。本当のことを後世に残すには、事実をありのままに記すより、より創作性の高い物語を残した方が改ざんされにくい。要はそれを信じるかどうかより、そこに書かれたことが何を語っているかを読み取る必要がある。奥出雲にしろ、青島にしろ、そこにある神話が後世に何を伝えているのかを考えてみる方が未来をどう創造するかのヒントになると思う。 宮崎と大分の間は延岡から佐伯の間は極端に本数が少ない。以前は夕方に延岡から佐伯に向かう電車もなくなって特急で行くしかなくなった。ダイヤの見直しで列車本数が大幅に減る自体が起きている。九州は比較的列車本数があまり変わらなく、旅をするにはよかったけど、実態に沿って削減するようになってきたのは、収益性を考えてのことだと思う。 前回の旅でローカル線が置かれた状況や存在価値に関して考えさせられたが、日常生活に車が不可欠になったことで列車で旅をする感覚が地元になくなっている。普段使っている鉄道がいつの間にか列車がほとんどなくなっている…必然的に車なしでは生活できなくなる。以前は延岡から市棚までは4往復あった普通電車が今回は上り2本、下りはなんと1本!になってしまっていた。途中の市棚駅は寂れた空気が漂っていた。 大分ではいつも泊まっている宿が満室で別のビジネスホテルに宿泊。予定より高くなってしまったが、鹿児島での宿泊が安かったのでまぁいいかと言う感じ。大分から熊本に向かう途中では熊本地震以来阿蘇と肥後大津の間が不通で代行バスがあったが、これも日祝運休、土曜日は通学時間帯しかない。横断バスがあるので阿蘇から肥後大津まで行くことはできるが別料金になってしまう。 旅する途中で体調が悪くなることしばしば。ただそれは…日常生活でたまったものが出ているのかも知れない。そう考えると旅の計画も無理なくする必要があると思う。無理な計画を立てると予定通りに行かなくてイライラするから。 クリエイターはその土地の由来や伝説から未来を見る。それは日常生活で見失った何かを探し当てることになるかも知れないから。もし、日常生活に行き詰まったら…連休に入った時…何も考えず、いつもの駅から出発しよう。九州は「旅名人の九州満喫きっぷ」が通年発売なので、九州を旅するなら九州滞在中にはこれを使うのが便利だ。熊本市内に宿泊したときも熊本市電であちこちいくことができたから。 |
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