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Vol.1 2015年5月4日
風のように旅する男、旅風里美です。
風のように旅するには…と言う観点から旅を語っていきたいと思います。以前のように夜移動することが難しくなった現在、それなら現在ある便利な方法を使って旅をしようと言う考えです。

目的地でゆっくり楽しみたい…
それなら早朝出発が鉄則

 夜行で出発できる時には、とりあえず仕事終わってから駅に向かい夜行列車に乗ってしまえば後は寝るだけだった。目が覚めたら目的地に到着。

 夜行列車がなくなった今は、早朝の始発で旅に出るのが鉄則。遅く起きて出発すると、目的地にたどり着けないことにもなりかねないし、思わぬ混雑に巻き込まれることも。普通列車だと朝6時に出発して東京にも博多にも着くのは夕方前になってしまう。

 最近はエリアをめぐるフリーきっぷも発売されているから、始発で出発すれば、特急や新幹線がうまく接続すれば夜行で到着したぐらいの時間には着くこともある。

青春18きっぷだけではない、
お得なきっぷを活用しよう

 夜行快速が運行されていた時には、青春18きっぷがコストパフォーマンスが高かったけど、現在は日中の移動にしか使えず、例えば北陸などは津幡から直江津までは使えない。直江津から信州方面に関しても使えないのでいちいち別料金を支払わなければならなくなる。また、山陰や中国山地の場合普通列車の本数自体が少ないため、特急に運賃・特急料金を支払って乗ることにもなることがあるので、青春18きっぷが必ずしもコストパフォーマンスが高いとも言えないパターンもある。

 そこで、新幹線や特急列車利用のフリーきっぷの利用がおすすめ。

 北陸の旅には「北陸乗り放題きっぷ」がある。サンダーバードで北陸まで往復で利用でき、北陸では新幹線や第三セクター線も3日間利用可能。ただ、問題は2名以上と言う設定がひとり旅には残念なきっぷでもある。

 山陰は2014年夏休みに「山陰めぐりパス」が50歳以上限定で発売されたけど、冬休みには、待望の年齢制限解除で誰でも利用できるようになった。こちらは1名から利用可能。そして新幹線&やくもとスーパーはくとのどちらを行き・帰りにするか選べる。4日間有効と言うことで、青春18きっぷよりコストパフォーマンスが高そうだ。

 始発で出発するなら新幹線のみずほで出発して、帰りはスーパーはくとという設定がいい。梅田にしろ三宮にしろ1本で帰って来れるのも魅力。目的地で遅くまで滞在したい場合は、行きにスーパーはくと、帰りに最終の新幹線さくらを利用するといい。

 みずほとさくらは普通車指定席が4列座席なので5列座席に辟易している人にはおすすめ。


 企画きっぷを便利にするのも対象年齢の人たちの使い方次第。50歳以上対象のきっぷを50歳以上の人が有効に使うことによって、他の年齢層にとっても便利なきっぷとして使えることになった「山陰めぐりパス」や29歳以下の「若トク早トク」の例もあるので、利用対象に合うきっぷはどんどん使いこなそう。

合わせ業も使ってみよう

 企画きっぷ単体に縛られる必要はない。複数のきっぷを使いこなすことでフリーきっぷの外に出てみよう。そうすることでより気まぐれな旅を楽しむことができる。

 例えば…夏休み期間だと山陰ならば、山陰の指定県から外へは青春18きっぷを使って旅をする。北陸なら北陸3県の外へは青春18きっぷを使うと言うように賢く組み合わせることで充実した旅になる。
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  北陸写真01
宿場町・今庄の街風景
(敦賀から2駅)

北陸写真02
高岡の街並
(新高岡から1駅)

北陸写真03
城端の街並
(高岡または新高岡から城端線終点)

山陰写真01
奥出雲のおろちループ橋
(宍道から木次線出雲坂根〜三井野原)

山陰写真02
山から見下ろした浜田の街並
(浜田駅下車)
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